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ロン・ハワード監督|白鯨との闘い|感想|評価

売れっ子俳優が共演

注目すべきはキャスト陣。クリス・ヘムズワース ベンジャミン・ウォーカー キリアン・マーフィー ベン・ウィショー 若手実力派俳優が勢揃い。これは何十年か後に贅沢キャストな映画と振り返られるかもしれない。彼らの誰かもしくはみなが名優として名を馳せている可能性大だ。キリアン・マーフィー ベン・ウィショーは英国俳優で、知名度も高く風貌雰囲気声と個性的で主役でも脇役でも印象を残す俳優だ。英国俳優好きは必見の映画。

王道漂流もの

タイトルが白鯨との闘いだから、さぞ鯨との壮絶な闘いが繰り広げられるとおもいきや、トータル10数分ほどしか鯨とのからみはない。ほとんどが漂流シーン、サバイバルが主体となっている。これは勘違いして観に行くだろうから、アクションパニックサバイバルを想像している人は要注意。

海洋ものとしてはイマイチ

最近の海洋ものでは、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』や『コン・ティキ』が印象深かった。コン・ティキにおいては学術的意味や主人公の人生をかけた勝負などヒューマンストーリーとしてしっかりしていて、なおかつ仲間との協力や対立などもしっかりと描かれていた。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』もただの漂流ものではなくファンタジーの側面やひねりがあった。どちらも次々と困難に直面し主人公が乗り越えていくので物語に起伏があった。しかし、『白鯨との闘い』は残念なことに漂流ものとしても海洋ものとしてもどっちつかずだった。人間関係も中途半端な感があり、登場人物の変化もわかりにくかった。どの登場人物にもあまり魅力を感じなかった。白鯨との戦闘にしても、サバイバル感はなく。全てにおいて尖りがなかった。

ロン・ワハード監督

結論を言うと『アポロ13』や『ビューティフル・マインド』の方が遥かに面白い映画だ。

☆☆★★★

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