洋画
レオナルド・ディカプリオアカデミー賞を受賞。映画『レヴェナント:蘇えりし者』の感想。息遣いの伝わるドキュメンタリーのような自然と人間とのドラマ
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の感想。アメコミヒーローものはただのヒーローものではない。スーパーエンターテイメント映画に仕上がっている。
ゴースト・プロトコルで仕切り直されたシリーズ第二弾 前作、ゴースト・プロトコルで抜群のストーリー展開、魅力的なキャラクターに、わくわくさせられるアイテムでスパイ映画ミッション・インポッシブルが大復活し、今回のローグ・ネイションへと繋がる。予…
時を空けての続編がもたらす追体験 ジュラシック・パークを公開当時映画館で観た世代の方々、あのときの感動と興奮をついた意見できる。ロスト・ワールドでもジュラシック・パーク3でもない。ジュラシック・パークの続編として楽しめるのが、このジュラシッ…
ターミネーター3よりは2の続編に思える映画 ターミネーター3以来、アーノルド・シュワルツェネッガーが戻ってきた最新作はエンターテイメント感満載ノンストップムービーだった。ターミネーター1と2の設定を巧みに利用し、タイイムトラベルものに生まれ変わ…
静かに始まる 冒頭は静かに始まるのだが、一転激しい音と動きで引き込まれる。リーアム・ニーソン演じる主人公の探偵マット・スカダーがいつものバーでいつもの酒にコーヒーを静かに飲む。やさぐれかんとハードボイルドな飲み方がなんともカッコいい。冒頭の…
娯楽作の中で描かれる社会問題 男三人そろえば、お馬鹿なことをやる 内在するテーマは暗いものだけれど、コメディとエンターテイメントでライトに描いている映画。インドは日本よりずっと学歴至上社会で、貧富の差が激しい生きにくい国。社会と親の期待の二…
問題は問題を見過ぎることにあると気づかされる映画 暗くなくてコミカルな病み模様 主人公男女はそれぞれパートナーと離れなければならず、それぞれが過去を引きずっている。心を病んで病院やセラピーにかかっている。病んでる状態をじめじめ感がなく、乾い…
数学者を主人公とした数少ない映画の名作がもうひとつ 大人気ベネディクト・カンバーバッチ主演 『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で認知した。あのキャラは最高だった。その後、大好きな映画『つぐない』にも実は出演していた。脇役だったのだけれ…
あのダスティ・ホフマンの初監督作品 元音楽家たちが集う老人ホームを舞台にした映画。実際にモデルとするホームがミラノに 実在する。ヴェルディが私財で作り、寄付で運営されている老人ホームが存在する。設定はとても面白いのだけれど…… 王道のストーリー…
家族設定が風変わりな物語。行き詰まっていく関係に風穴が空いたが…… 設定が面白い。けれど、結局はノーマルな家族が起こすであろう問題と同じ問題を持っている。お互い思い合いながらも、本心をさらけ出さずに歳月が過ぎ、不満と不安が澱のように積もってい…
父と子の法廷劇。親子関係の確執の根っこも同時に紐解いていく。 とてもよい映画だった。この一言に尽きます。一番おすすめするしたいのは、大人の男性です。法廷ものだけれど描かれているのは父子関係です。頑固一徹の父と俺様な息子。全然違う性格の親子。…
クリストファー・ノーラン監督、インターステラーの感想 宇宙探検を体験できるハードSF映画。宇宙に広がる見たこともないを主人公と旅する。圧倒的な異世界に放り込まれる人間は、科学の力をまとったところ、全くの無力であることを思い知らされる。スタート…
デビット・フィンチャー監督作品、ゴーン・ガール とても感想が書きにくい映画だ。ストーリーのネタバレにならないつもりで書いたとしても、登場人物の行動に言及してしまうと、それがネタバレに繋がってしまう。 フィンチャー作品の特徴 巧みな構成と脚本 …
ブラッドリー・クーパー主演映画『ザ・ワーズ 盗まれた人生』 多重構成の物語 独特の構成の映画です。三つの構成に別れています。一つ、小説家の朗読。二つ、小説家が朗読している自身の小説、三つ、小説の主人公が小説家であり、その小説家の小説。作中作の…
ディズニーアニメーション映画ベイマックス 主人公ヒロの健康(心と体の)をケアするケアロボット、ベイマックスとの触れ合いと成長の物語 ベイマックスってどんなロボット? ベイマックスは戦闘や労働のためのロボットではなく、体や心に何かしらの傷を負った…
クリスチャン・ベイル、ジェニファー・ローレンス出演映画アメリカン・ハッスル はっちゃけてます。はっちゃけ映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に比べればだいぶ大人しいですが、登場人物がはっちゃけた(ハッスル)映画でした。ストーリーは巧みで…
マシュー・マコノヒー主演映画リンカーン弁護士 公開当時に映画館でポスターを観て、当時リンカーンの映画がよく公開されていたので(リンカーンやリンカーン/秘密の書)てっきり、アブラハム・リンカーンと関連する映画だと思っていた。 ところが、現代劇だし…
コーエン兄弟脚本映画モネ・ゲーム コーエン兄弟といえば、脚本 予備知識なしで観たら、コメディだった。 洋画のコメディで難しいのは、日本人の笑いのツボとのズレ。 台詞での笑いではなく、画で笑わせるたぐいのものだったけれど、 正直、笑えなかった。日…
ザック・スナイダー監督『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の感想と評価 『ソーシャルネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグがきらりと目立つ。DCヒーロー商法への切り替わりが始まった映画
ガイ・リッチー監督作品『コードネーム U.N.C.L.E.』ヘンリー・カヴィル アリシア・ヴィキャンデル主演映画。冷戦時代を舞台にしたコメディテイストもありのスパイ映画。ミッション・インポッシブルシリーズに続くスパイシリーズとなるか
ロン・ハワード監督『白鯨との闘い』クリス・ヘムズワース ベンジャミン・ウォーカー キリアン・マーフィー ベン・ウィショーなどの若手実力派俳優が集結した海洋漂流もの。感想と評価